公開：2013年10月2日
東京ディズニーシーのハロウィーンのショー「ハロウィーン・デイドリーム－スケルトンズ・サプライズ」からミニーマウスを撮影してきました。 この日の大きな目的は、新しく導入した2倍のテレコン「EF2.0XIII」の性能チェックです。 先日、隣の方がEOS60Dに50-500mmのレンズで撮影していたのを見て、500mm以上（35mm換算800mm）のレンズが欲しいと本気で思ってしまいました。 前週は100-400mmのレンズにこの2倍のテレコンを使って200-800mmで撮影したのですが、絞り開放でもF9～F11と暗くなり、さらに1DXはAF（オートフォーカス）出来ず苦労しました。 やはりMF（マニュアルフォーカス）ではタイミングを逃すし、ピントが来てない写真を量産し、いい写真が少なく、歩留まりもいつもの半分以下で散々な結果となり、マニュアルフォーカスは一旦保留しました。 そこで、絞りがF8以下になるような組合せの出来る、今回の機材70-200/F2.8で再テストしてみました。 開放F2.8のレンズですので、2倍のテレコンで2段落ちても絞り開放でF8となり、EOS-1DXなら中央一点のみAFすることが出来るので、いつもに近い環境で撮影出来ます。 画角は70-200mmが140-400mmと手持ちの100-400mmに近い画角になりながらAFしてくれます。 望遠側の400mmはTDSのハーバーショーを撮影する場合に、中央バージに乗ったキャラを撮影するにはまぁそれなりの大きさで撮影できる画角ですので、近くのポジションを狙う必要があります。 広角側の140mmはザンビーニレストラン～ポルトフィーノにかけての石垣の上や、旧ロミジュリ前のスロープ沿いから撮影するには長すぎで、全身ではなくバストアップを狙うのがいいと思います。 性能ですが、AF速度の低下は、ほとんど感じられませんでした。本当に少しだけおそいかな？って感じるぐらいで、私の使い方では全く問題ないレベルです。 大きくピントがずれている場合はAF動作しませんので、画角を大きく変え再フォーカスさせると動作しないので、画角を半分戻して再フォーカスさせるのがいいです。 これは設定でフォーカスが合わなかった場合に、AF動作させないと設定しているので、これを見直すと治るかも知れません。後でテストして報告します。 画質ですが、私の目では画質低下はあまり認められませんでした。若干解像度が下がり、眠くなったかなぁ？と感じる写真がありますが、許容範囲です。 周辺部はトリミングしてしまうので全く気にしません。実際には各種収差や光量低下もあるのかもしれません。後でじっくり確認して報告します。
撮影機材
・カメラ：Canon EOS-1DX （重さ1340g／2012年6月発売）
・レンズ：Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM （重さ1490g／2010年3月発売）
・テレコン：Canon EF2.0X III （重さ325g／2010年12月発売）
・コンパクトフラッシュ：Transcend TS32GCF400×2枚 (容量32GB／400倍／2009年11月発売)
カメラ設定／画像処理
露出モード：M（マニュアル）
ISO感度：オート（ISO1600）
絞り：F5.6（開放）
シャッター速度：SS1/2000（秒）
焦点距離：235mm（35mm換算）
ホワイトバランス：AWB（オート ホワイトバランス）
測光方式：スポット測光（AFフレーム連動）
露出補正：±0（Mモードは調整不可）
調光補正：±0（スピードライト未使用）
ピクチャースタイル：ポートレート
フォーカス：AF（オートフォーカス）
測距エリア：領域拡大AF
AFモード：AIサーボAF（親指オートフォーカス）
ドライブモード：高速連続撮影
ファイル形式：JPEG Lサイズ 精細
手ぶれ補正：ISオン
画像補正：レタッチ済み（角度補正、トリミング等）
レタッチソフト：Snapseed（iPad mini）
撮影日と場所
2013年9月撮影
東京ディズニーシー
メディテレーニアンハーバー
カフェポルトフィーノ前
簡易評価と反省
フォーカス：ジャスピン
手ぶれ：なし
被写体ブレ：なし
露出：ローキー
ノイズ感：ほぼゼロ
